これもお仕事 その② - 2016.04.22 Fri

その①から続きます。
手焙煎の器具を使って、ルワンダ産生豆の「浅煎り」「深煎り」を試してみました。
器具をガスコンロの上で振りながら、「ここだ!」というタイミングで煎ることを
やめます。このタイミングを「煎りどめ」と言います。
器具を持って均一に振る=手首が活躍します。
器具を振ること2~3分…「浅煎り」段階では、手首はまだまだ元気。
ただ、そこから更に数分、「深煎り」段階となると…
「腱鞘炎」の3文字が頭をよぎりはじめました(笑)。
このあたりで「煎りどめ」。
お疲れさま!の手首でしたが、理科の実験のようなワクワクする時間でもあります。
この色の違いわかりますか?ほんの2~3分でここまで色が変化します。
試飲の結果、今回の手焙煎、「まめ福」内では浅煎りに軍配が上がりました。
それぞれの豆に合う焙煎はきっとあるのですが、好みも人それぞれなの
で、焙煎は実に奥が深いです。
*まめ子*
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これもお仕事 その① - 2016.04.22 Fri

これは、なんだと思いますか?
ガスコンロはわかりますね。右側のはお鍋・・・?
実は、これはコーヒーの手焙煎用の器具です。
ゴマ煎り器をイメージしていただければと思いますが、
実は生豆さえ手に入れば、家庭用の小鍋(蓋つき)でも簡単にコーヒーの焙煎を
することができます。
手焙煎は焙煎の仕組みを知るのにオススメです。短時間で生豆が色づく様子
がわかります。
「まめ福」では豆に最適な煎り具合を研究する目的で、手焙煎を行うことがあります。
今回は、この器具を使って40gのルワンダ産生豆を手焙煎してみました。
ガスコンロの上で均一に振ることおよそ3~4分。
5分ほどで浅煎り、そこからさらに2~3分で深煎りコーヒー豆となります。
はやいです。
ムラもなくきれいにできました。
仕上がりは、その②で。
*まめ子*
模索 - 2016.04.04 Mon

以前、2月のブログで、朝一番の焙煎機の温度(1ケタ)について
お伝えしましたが・・・
4月はじまりの焙煎機のスタート温度はこの通り。
暖かくなったな~と実感の2ケタです!
実は、焙煎には、気温や湿度の変化も関係します。
「まめ福」でもそれらを毎回記録し、焙煎データとして活用
しています。
四季を通じて、気温や湿度を常に気にかけながら、
時に悩み、試行錯誤し、焙煎しています。
以前、スタッフがコーヒーに造詣の深いある方とお会いする機会が
ありました。その方は、長きに渡り焙煎をされていた方。
著書にサインをいただく際、
「何か一言書いて下さい」とお願いをしたところ、こんな言葉を贈って
下さったそうです。
「模索」
焙煎者にとってしみじみ心に響く二文字でした。
四季を通して「まめ福」コーヒーを飲んでくださっている皆様、
ありがとうございます!
*まめ子*